2015年 12月 06日
しばき隊の資金源に関する妄想 |
■「在日」の呼称
「在日」という呼び方には妙な隔離感があります。「外国人」と呼ぶ時と同じく、隔てた者、同質でない者、許否の意味を感じてしまいます。特に「在日」の呼称にはその感が強い。
何か妥当な言葉はないものか探していた時「在日コリアン」なる呼び方を見つけ、コリアン自体も
<コリアン(Korean)は、「コリアの」、「朝鮮(朝鮮半島、朝鮮民主主義人民共和国)の」、「韓国の」という意味の英語。 wiki>
とあり、日本での特別永住権を持ったコリアン人、との意味で「在日コリアン」と呼称します。
■突然、表に現れた人物
「在特会」会長、高田誠 「しばき隊」代表者、野間易道 PMCジャパン社長、湯川遥菜
上記3人は、ここ2~3年の間にネットの中で急速に名の広まった人物です。
その現れ方は、まさに「突然現れた」が適切な表現でしょう。
通常、人の思考・行動の変遷には連続性が有ります。或るステージから次のステージに移行するのも階段を上がるような離散的な変遷はなく、坂道を登つつ視界が開け新しい場所に立つ連続性を持つものです。
しかし、上記3人の過去歴からは、それまでの思想なり信条なりの成熟過程がまったく出てきません。
それは、違うジャンルでの能力を評価されスカウトされた人材、
言い換えれば「中途採用」社員、のような存在として世に現れています。
ただし、彼ら3人が別ジャンルにおいて評価される程の資質・実績が有ったか、どうかは怪しい限りです。
■野間易道 狂気の目
記事の題がしばき隊の資金源に関する話なので、対象を野間易道に絞ります。
私が彼の存在を明確に知ったのはごく最近です。
それまで、しばき隊の具体像も知らなかったし、興味も無かった。
何がきっかけだったかは忘れましたが、野間易道の釘バットが何なのか、画像検索した時に強烈なフラッシュバックが起きた。
画像での彼の目付きが、私のオヤジが狂気に変貌した時とまったく同じだった、から。
少し、いや多分長くなると思うが私のオヤジの事を書きましょう。多分これを書かないと、私の野間易道に対する本当の憎悪(暴力への憎悪)は理解できないか、と思うので。
オヤジの生まれは山形県米沢市。足軽武士の末裔。分家の、6人兄弟の末っ子。
オヤジのオヤジ、私の祖父は筆職人。 祖父の母親は統失の放置で病死。 長男はオヤジと20年程歳の差があった。その下に4歳差の長女。 そこから下は曖昧としています。
息子達はそれぞれ巣立って当時(大正中期~昭和初期)としては恵まれた職場に就いた。
母親の病死で長女が祖父の世話をする事になった。
オヤジは、当時の東北では良く有る禁忌(タブー)の元、生まれた。その後、長女は近くの農夫の所に嫁に出され、祖父とオヤジと二人暮らしになった。
生まれて尋常小学4~6年辺りで祖父が死去。独り残されたオヤジを兄弟達は救済しなかった。
丁稚に出された。
当時、世界大恐慌のあおりを東北がまともに受け、餓死者・娘の身売りが日常である時期に、花のお江戸は東京音頭とエログロナンセンス。その頃226事件が起きる。この時の下級将校に東北出身者の多い事は意外と隠されている。
ある偶然で共産主義を知り、隠れ共産主義者として軍隊に招集され、日立の営兵所で敗戦。
当時の共産党員との口論で、最も危険な労働環境からの発信でしか共産主義は波及しない、との考えから、北海道の炭鉱へ向かう。 坑内に入って半年後、炭塵爆発で体の2/3を焼く生死を彷徨う重症を追う。
顔もケロイドになり、当初の共産党道議選候補からも外される。 それ以後は坑内の清掃員として糊口をしのぐ。
縁あって炭住街で結婚し長男をもうけるも、息子が3歳の時に当時はまだ珍しい自動車に轢かれて死去。それが原因で離縁。
資格で生きる為、危険物取り扱い甲種試験に合格し、その資格を元に炭鉱へ卸す火薬業者の田舎支店長に抜擢。
再婚するが訳あって離縁。 外に出る仕事の多い故、事務連絡関連を取り次ぐ為と子供の世話の為に、かつての長女を呼ぶ。
この辺りから、オヤジの狂気が花開いた。
自分に一目置かない相手にはすごむ。酒を浴びた後は長女には悲惨な禁忌の報復を繰り返す。殴る蹴る、時にはビール瓶で頭を叩き割る。娘には鉄拳鉄棒制裁。
エネルギー政策転換により閉山が相次ぎ、田舎支店長の座も長くはなかった。
土建屋に鞍替えするも素人ゆえ労務者の離反が続き、部屋をたたみ、また元の炭鉱へ。
何かと理屈を付けては傷病手当てで長期欠勤し、最後には生活保護のお世話に。姉達もオヤジの恐怖支配から逃れてトンヅラ。
生まれ落ち、浴び続けた蔑視への憎悪とプライドと、その実体の伴わないオヤジ。
残された自分との共同生活。 酒を浴びると狂気の目が光る。
特に記すべくオヤジが異常体質なところは、過去の感情をそのまま再現できること、だった。
人は大体において、喜・怒・哀・楽の感情は時とともに薄れ行く。
オヤジの異常さは、はるか過去の怒りの感情を、今この場で受けているが如く思い返し怒る事のできる男だった、所にある。
長々、だらだらと、私事を連ねたが、オヤジの狂気の目と野間易道の目は同じである。私が真近で見続けた狂気の目は、同類の者のそれを見抜く自信が有る。オヤジが最期に連れ合いとして担ぎ出したヤクザの目は、平常時は狂気というより暗く澱んでいるが、一たび出番が来た時の目は、特に自分より弱い者への狂気の目は、同じである。
■野間易道は在日コリアンか
これについての確定証拠は無い。 本当はどうでも良いことなのだが後のしばき隊資金源とも関係して来るので、ある程度は思考しておきます。
状況証拠は幾つかあります。
野間易道とアイスピック。 知ってる人は知っているアイスピック発言。 なぜ野間がこの道具を言ったか。 チンピラ界隈で生きてた昭和世代なら分かるはず。
一本刺しのアイスピックは通常は凶器になりません。所持してた時と場合での按分での警察裁量に入ります。
道端で拾ったけど、そのままだと危ないから収納した。言い逃れは何とでもできます。 残すは警察に問われた時に言い逃れる胆力次第。
アイスピックは主に防御時の攻撃凶器です。 チンピラ同士、対峙した時から振りかざし刺そうとするチンピラはいません。 隙をみて刺す。
刺し所にもよりますが、概して致死に至らない場所。
そしてこれを所持する者の特徴は非力なチビ。チビのチンピラとは喧嘩するな、が昭和チンピラの不文律です。
体力に劣る分、凶器に頼り、時に偉丈夫チンピラをもズタズタにします。そうしないとチビチンピラの生存が認められなかった。 筋論ですね。
調べまくった限り、野間は身長148センチ。 チビです。 (ここだけはwikiは信用ならない)
チビがアイスピックを言った時点で、「こいつ、チンピラだったんだなあ」 とすぐに気付きました。
もう一つの状況証拠
2010年、野間が中高生10人くらいと在特会デモ集団200人に取り囲まれた。高校生の誰かが催涙スプレーを吹き付けた。彼は逮捕され退学になった。
『反ヘイト集団“しばき隊”は正義なのか? 首謀者・野間易通に直撃!』
http://lite-ra.com/2014/09/post-431.html
■追記20151215
この日の騒ぎ「新宿カウンター事件」の動画見たが、
https://www.youtube.com/watch?v=bq8_NcPETcM
野間の言ってる事とは大きくかけ離れてた。まず動画内に野間が移ってない。リテラでの当初の話は盛り過ぎだ。
在特会デモ集団200人に取り囲まれた、等と言ってるが実際には間に警察が介入し、両者を隔ててる所に高校生が催涙スプレーを吹き付けた、状況のようである。
以下にその時の報告が有る。
『野間がしばき隊メンバーに「お前ぶっ〇す!」と殺害 ... - 保守速報』
http://hosyusokuhou.jp/archives/38293622.html
野間ってケッコウな嘘つきやん。 自分にも、野間易道を在日コリアンとして少し過大評価したところが有った。反省。
■野間・しばき隊の軌跡
これほど話題に上がる人物ながら、過去からの動きをきちんとトレースした記事が意外と見つからない。 人の軌跡のターニングポイントは、何がしかの外部信号が入って変わるものだ。
そこが資金提供のポイントと見ているが、意外とそれが見当たらない。
先の「新宿カウンター事件」が2010年。「しばき隊」結束が2013年1月。 この間の思考の変化と活動が見当たらない。 クリーニングされたか。
ツイッター上で「しばき隊」メンバー募集したようだが、ツイッターというメディアでの、いきなりの募集で「お散歩」阻止できる連中が多数集まるとは思えない。
縁故関連で一本釣りしていき、中核を作り、そこそこ集まった所での補完的募集ではないのか。その中核の一つが2013年6月に結成した「男組」。
ここで始めのカネが動いたと考える。中核含め「お散歩」阻止メンバーへは、日当有りの条件での募集。
チンピラ~愚連隊も、チョロイ仕事で日当数万入るならまあ参集するだろう。おまけに自分が元より示したい凄味感をおおっぴらに出せる、となれば、そういう者はひとまず集まる。
ではここでの日当の工面は誰がどのようにして作ったのか。 当初は野間易道からの自腹か。 或いは在日コリアンの企業団体か。 相場は3万~30万、だそうだ。
2013年年9月に「しばき隊」を解散し10月に「C.R.A.C」を結成。 ポイントはここ辺りだな。
この「しばき隊メンバー募集」とそれまでの「プラカ隊」「著名隊」をひとまとめにさせ、以下wikiから引用
<後継団体であるC.R.A.C.も「街頭行動、言論、写真、アート、音楽、署名、ロビイング、イベント、学習会その他、必要なあらゆる方法でレイシズムに対抗」することを理念としている>
ここで、エセ左翼運動とカネ儲けを結びつけた。
当然、ここに、出資者=雇い主=配当狙い、が背後に居る。カネになりそうな野間集団に目を付け、雇い、組織化させた、と考える。
なぜなら、しばき隊他、他のグループも含めて組織化する必然性が、反レイシズムの主張それ自体からは、しなければならない根拠が無いからである。
野間はそれを「プラットフォーム」と称しているが、まさに、それらしい人材、プロダクト生産、出版、講演、カネを稼ぐプロダクションそのもの、である。
面白い偶然は、「男組」解散が2015年3月。SEALDs結成が2015年5月。どちらも「しばき隊」傘下組織なのは今更だが、SEALDsに関しての証拠は、
『SEALDsは元しばき隊の言いなりか?』
http://yoshinori-kobayashi.com/8303/
『野間易道ツイート 2015年6月17日』
https://twitter.com/kdxn/status/611156094543532033
3月には暴力集団を切り捨て、6月にはきれいな若者集団をスカウト。明確なイメージ変更。 この後、SEALDsはカネを稼ぎ出す。
ちなみにSEALDs結成は2015年5月だが、SEALDsドメインは2014年11月30日に登録済み、である。
■組織は常に制御配下に有る
組織化された集団は、常に上位組織の支配下に有る。完全なるインディペンデントな組織は存在しない。
どこか一つ、弱点を押さえられればその組織は維持できない。
自営業を考えてみる。 直にお客様にサービス・販売を行えても、仕入れを押さえられれば経営はストップする。
漁業・農業を考えてみる。 生産は出来ても流通を押さえられれば販売にまで辿り着けない。
組織も同じ。 上位組織=雇い主が下部組織=雇われ人 に指示を出し、売り上げ、純益を求め、下部組織はそのために活動する。
雇い主の意に反する行為を行えば、活動資金提供を得られず、仕入れルート、販売ルートを押さえられ、壊滅する。
経済活動を必要とする組織には、必ずそれをバックアップする上位組織が存在しなければ、活動・運動は成り立たない。
「C.R.A.C」も同じで、自プロダクションでの売り上げだけでは維持できない。 今年度で推定しても5千万まで届いていない、と見る。
■インディペンデント組織の成れの果て
・連合赤軍
連合赤軍も、独自の活動資金は郵便局強盗が主だった。 ただその額がしょぼかった為、大きな改革にまでには至れず、自滅した。
・オウム真理教
オウムに関しては諸説あるが、衆院選惨敗の結果、資金は底をついた、とされている。その後、創価学会・統一協会辺りから資金提供を受けたが、活動の方向性を誤り、自滅した。
■しばき隊は誰をコントロールしているか
・シイルズ
これは上記<■野間・しばき隊の軌跡>で書いたとおり。
・エキタス
実はここが問題なのだ。 SEALDsの賞味期限切れで作った組織ながら、実態は制御不可能に陥ってるのではないか、と考えている。
■しばき隊は誰からコントロールされているか
多分、共産党&自民党。但し、段々と制御不可能になりつつある。
■しばき隊の出費
・在日ヤクザへの日当
『しばき隊の日当3万円は本当だった!金展克や刺青の脅迫・有田芳生「モヒカン、カッコよかった」』
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/47401161.html
注記:このサイトにある二人
添田充啓(高橋直輝)と木本拓史が2013年9月8日の在特会デモへの暴力行為で逮捕されてるがこの二人は山口組(山健組)名簿には載ってない末端ヤクザのようだ。また山健組は被差別部落出身者の構成が
多く、在日ヤクザの系統ではない。男組も組構成員は在籍していない。ま、それは当然か。 カネで動くチンピラか、或いは杯までに至らない組員の手下なのか。
・CRAC構成員への日当
『bcxxxのツイッター 2013年10月4日』
https://twitter.com/bcxxx/status/386122082607587329?ref_src=twsrc%5Etfw
・シイルズの朝日新聞広告
『SEALDsが経済評論家に「カンパや意見広告は政治資金規制法違反」と指摘されて逃亡』
http://netgeek.biz/archives/57417
この広告料は500万~1500万と言われている。 尚、意見広告だからとて広告料が安くなる訳ではない。
■しばき隊の資金源
・共産党(民青)
こんなツイッターを実際に見た。 今、自分ははアカウント削除してるのでサイト紹介する。
『シェアしてね!SEALDs(シールズ)女子のデモ参加費用は民青・共産党持ち?』
http://ameblo.jp/nadesikorin-fight/entry-12068072289.html
・創価学会
・統一協会
・自民党
『Junnaのツイート 2015年10月19日』
https://twitter.com/myremin/status/656152234275659776
このツイートを奥田愛基の皮肉、と片づける人も居るようだが、奥田愛基はこういうジョークは言わない。意外と素直に答える。その一番素直な例が「国民投票」ツイート。
黙っていれば隠せた事をサラッと言ってしまう素直さ、無邪気さは、育ちから出るので隠せない。
そして、「しばき隊」の一番の資金源が現体制側から、じゃないか、とするのが今の自分の考え、です。
なぜなら、SEALDsの取ったデモ戦術とその取り巻きの言動は、自民党にしてみれば法案成立を後押ししてくれるような行動ばかり、でしたので。
■エキタス2度目のデモ
さて、これがどう影響を及ぼすか。
しばき隊が内紛、分裂、野間退陣にまで発展するなら、資金源は経団連を背景とする自民党関連母体。
1度目は見逃したが次やったら許さんよ、キツイお叱り有ったはず。それを無視して独自行動に出たなら資金提供凍結はあり得る。
一方、活動費が依然潤沢に続くなら、資金源は創価学会、統一教会辺りの在日組織に限定される。
エキタスデモはリトマス試験紙になるな。
■そろそろ総論
「しばき隊」がSEALDsを取り込んだ頃は、共産党(民青)からの資金・物資提供は有ったと見る。 反体制側の市民代弁者として利用するために。
その後、党議席確保のために戦争法案成立を売った共産党を見越し、現体制側からも「しばき隊」へのアプローチが有った、とも見る。
共産党は、成立を売った事を隠したいため、憲法論者を外し、SEALDsを代弁者に仕立て続けた。
自民党も、滞り無く成立させるため、共産党の猿芝居を受け入れ、与野党対立の図式を装いつつ、本当に国会が紛糾するような対立軸を作らせないよう、SEALDsを無害化させ、野党への突き上げを押さえた。
「しばき隊」は双方の意図を理解し、双方からカネを取り続けている。
今、「しばき隊」は我が世の春状態で、野間易道も藤原道長気分に有るだろう。 ネットでの横暴もその延長に有ると思う。
では、今の「しばき隊」には相当額のカネが滞留してることになるが、そのカネはどうなってるのか。 その大方は在日ヤクザに還流していると考えます。
いっとき、そう2010年~2012年末までの活動の見えない時期、その後の「しばき隊」発足要費、チンピラへの日当。 在日ヤクザに借りを作った。その時のツケを今返している のではないかと。
山口組分裂の大きな日は2015年8月26日です。 山健組が山口組に脱会届を出し、弘道会が実権を握った日。 山口組の構成比は7:3で在日ヤクザの数こそ少ないが、弘道会は在日ヤクザが主流。しのぎも上。
共産党・自民党⇒野間易道⇒在日コリアン企業(在日ヤクザ)⇒山口組⇒在日コリアン企業⇒自民党 こんな流れを考えています。
参院選でも、SEALDsは同じ芝居を続けつつ、野間易道は姿を隠す、と見ています。
以上、荒っぽい憶測を書きましたが、適時推考していきます。
まあ、マスコミやジャーナリストは、絶対に踏み込まない領域だな。 入ったら殺されるわ、多分。
■追記1 バーチャルの暴力
実名でツイッター開いた者への、しばき隊からのテキスト暴力がネット上表沙汰になってきている。
ネットに実名出した時点で、野間・しばき隊に限らず様々な攻撃が有る事は当然覚悟すべき事項。
野間・しばき隊に限定すれば、そこで沈黙するか否かまで折込んでの暴力。
バーチャルがリアルにまで支障をきたす事を恐れるのを折り込んでの暴力。
そこまで野間は計算している。
野間の言う腰抜けヘサヨとは、まさに実名を出した者が暴力された事への対抗手段を知らない、知ってても対抗意識を持てない、のを見抜いた上での言動である。
唯一、野間・しばき隊も「含めて」思い切り勘違いしたのは、ろくでなし子であろう。
野間・しばき隊は相手を間違えて攻撃した。
ろくでなし子を擁護する人も、この人物を勘違いして弁護した。
ろくでなし子はそのどちらにも該当しない。
ただ、それだけである。それ以上に言葉を重ねれば自己弁解になる。
話を戻して、
一般人がネットでの暴力に怯えを抱くのは当然である。
だが、有名無名の言論人、実名を出した言論人が、野間の計算・思惑に乗ってどうするのか。
ネット暴力に立ち向かう気概がなければ、言論人肩書き等は捨てた方が良い。
ネット言論人は、暴力に怯えるのでなく暴力とどのよう立ち向かうべきか、だろう。
矛盾した言い方だが、ネット暴力に対する対抗暴力の必要性を考える時期に来ている。
何をもって対抗暴力とするか。
その具体的手段は、あらかじめ考えておいた方が良い。
このような事は、野間以後も当然起き得る。
これが公的制度による言論封鎖にまで至ったには、時既に遅し、である。
■追記2 デモの主体者は誰か
某人のツイッターを記す。
>政府に対する圧力にならないデモ。機動隊や公安と調整するデモ。政府の機能を止められないデモ。止めるつもりもないデモ。自分たちが盛り上がった気分を報告するデモ。それが「民主主義」だと思ってるデモ。盛り上がったあのナチスの「民主主義」と同じ道を歩む日本の衆愚。あまりにも悲惨な妄想と結果<
これはシイルズも含めて指しているのだろうが、そのシイルズデモを支持し集った者達は無罪放免なのだろうか。
また私事だが、7月15日に国会前集会に赴いた。 この日にはそれなりの覚悟を持っていた。 この日でなければならなかった。
集会の中で感じた違和感から、自分がすべき行動方向は、
ともかく前に出てバリケードを突破し、国会前フェンスに数百人しがみ着き、翌日に実力排除させる事だった。
幸いにして、警備は薄かった、と見ている。
バリケード最前列に立ち、後尾の集会人にもバリケード突破を呼びかけ、後ろから我攻め、総掛かりを求めた。
それでフロントラインが突破できれば数百人がフェンスにしがみつけた。フロントラインはその位、気負い立っていた。
当然だろうが、
翌日には機動隊車が取り囲んでマスコミ報道を遮断、交通封鎖で賛同者の増加阻止、そしてごぼう抜き、に会っていただろう。
だがそれだけでも良かったのだ。
7月15日に、国会前で起きた騒ぎの後始末、その後始末手段を世界に開陳させるだけでも良かったのだ。
沖縄でしている事を東京の国会前でさせる。 そこに意味が有った。
実態はどうであったか。
フロントラインとバックラインに大きな隙間が生まれた。一番参周者の多かった日の、人でごった返してた場所で、両者を分ける空間が生まれた。バックラインは、我攻め・総掛かり支援を避けた。バリケード突破を言う者との物理的・心理的距離を保とうとした。
換言すれば、デモに来ながら保身に回った、のである。
この日を境に国会前に行く欲求は消え、国会前を疑いだし、なるべくなるだろう、と思った。
そして、この日後から警戒は厳重になるだろうとの予測もツイッターに書いた。その通りになった。
シイルズを批判するのはたやすい。見てれば分かる事ばかりだからだ。
では、国会前に集った連中はどれ程「圧力」なるものを考えていたのか。止める意志が有ったのか、シイルズだけが盛り上がったと言うのか。
国会野党を動かす意思があったと、本気で言えたのだろうか。
私は、デモ主体者も「お祭り気分」だったとみている。
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by mujinamiti
| 2015-12-06 22:35